#22「侵入者」
THE INTRUDER
アトランティス地球
採点(5段階)★★★
(アトランティスのストーリーは5部構成にて更新していきます。)
前半部分 詳細ストーリー概要
後半のストーリー概要
今回のポイント
今回の重要点
小エピソード
登場人物
前半部分 ストーリー
前回無事にアトランティスの危機を防ぎきりウィアーは、ダイダロス号でシェパードと共に、地球からアトランティスに戻っていた。実はシェパードは少佐から中佐に昇進した。その地位の大きさから眠れないという。その前回から既に1ヶ月が経っている設定だ。シェパードはせいぜい大尉どまりと思われていたと話す。
ウィアーこそ何故おきている?と尋ねると波の音を聞かないと寝付けなくなったと話す。
アトランティスからは地球のSGCには迎えるが、SGCからアトランティスへは亜高速エンジンを使って18日の長旅になるのだ。地球のゲイト用に新たなZPMが見つかるまではしょうがない。
そこに衛兵から事故発生の連絡が・・・倒れているのはモンロー博士、ウィアーは何があったのか尋ねると、わかりませんでも死んでますとベケットは言う。

モンロー博士の遺体は運ばれたが、死因は謎だ。指先に感電による火傷の跡がある。感電死だが、回路には、人が死ぬほどの電気が流れるようには設定されていない。死体を解剖すれば正しいことがわかるのだ。保安カメラの映像でも、通常の電気チェックをして入るようにしか見えない。しかしカメラが一瞬乱れるところがあり、その映像は何かが起きたことを物語っている。マッケイも大佐が言うとおり人が死ぬほどの電気は流れていない。普段はな・・・この区画に急な電圧変化がおきたそれによりドアの故障も説明できる。
ハイパースペースを出て送電システムの総点検を薦めるが、いま外に出たらレイスに探知されるとコールドウェルは反対する。あと2日でアトランティスにつく点検はそれからにしろと命じる。
ウィアーは、コールドウェルの命令に背き、ダイダロスは竣工したばかりでというのだが、話があるとコールドウェルは別室に連れて行く。
それはアトランティスでは命令系統が乱れているようだが、ここでは違う。
私の命令に不服な時はみんなの前でなく個人的に言ってくれと。ご不満はそれだけ?大佐。任務を果たさねばならぬ。とコールドウェル。

地球での会合(1ヶ月前)

ハンク将軍は、国際委員会は、アトランティス計画に必要とする人員の資材と大幅な、増加要求を承認してくれた絵。ZPMが手に入った今、より多数の住民を支えられる。駐留する軍関係者の数も当然増加するものと見て構わんだろうとコールドウェルは言う。そのためにシェパード少佐に来てもらいました。とウィアーは言う。
ハンクはそのためにあなたに来てもらったんだといい始め、彼に特別な信頼関係を寄せている。一方でしばしば、2人の間には、見解の相違もあった。そのことも率直に報告書に書いておられる。特にエイリアンのナノウィルス事件に対しては、シェパード少佐が、あなたの命令に真っ向から、背いたとか・・・結果多くの命が救われた。
この際少佐の勇気や実行力は問題ではない。上官の命令に、素直に従えるかどうかなのです。しかし渡しは民間人ですとウィアーがいうが 、しかし探検隊のリーダーだと、コールドウェルに言われる。
新指揮官の命令にも背くと思われるとハンクは思わず言ってしまうが、新指揮官はまだ決まっていない。候補はもう考えていますよと・・
軍指揮官はいますとウィアーはいうと、確かにいたサムナー大佐だ。彼が死んで次の指揮官が決まるまで一時的にはやっていた。しかしこれだけの任務をたかが少佐に任せられんというと、ウィアーは、彼がいなければ私はここにはいない。
それに階級ですが、少佐でご不満なら、中佐に昇進させてもいいかも・・・と
ハンクは、博士!と言うが、同盟国は私への、支持を表明しています。
この件は終わりにしましょう。と去っていった。

そんな会合などがあったので中佐となっているのであった。

マッケイはモンロー博士の死はただの死ではないとコールドウェルに言う。
事件の起きた時間の電力供給記録を調べたところ、確かにスパイクがあったがカメラが行かれて30秒後だ、つまりカメラは別に関係なく、シェパード少佐が言うとおり、偶然じゃない。シェパード中佐だ中尉と言われるマッケイ。モンローはあるセキュリティプロトコルを稼動しようとしていた。破損したプログラムをシャットアウトするためのものだ。どんなものかわからない。
間違いなく大変なことが起きている。するとマッケイの指示通りコールドウェルは、ハイパースペースを出る命令を出す。
マッケイは、スパイクの原因を探っていた。リンドストロームはログ、マッケイは配電盤を調べている。リンドストロームは何か見つけましたと報告するが、突然警報が鳴り出し、冷却液が漏れ出し、それからのがれるためにリンドストロームは減圧室に閉じ込められてしまった。さらに通信も出来ない状態に・・・しかもリンドストロームは、エアロックが開く事態に・・・リンドストロームは船外に射出されてしまった。
マッケイは、ベケットから診察を受け、状況を説明、何かを見つけたんだと・・・
モンローを殺した男が証拠隠滅のため、システムを操作できたなら、調査の模様を監視していることだって十分考えられる。
探知機で生命反応を調べており、人数は間違いなく、冬眠中のレイスならば探知をのがれられる。レイスと遭遇して2ヶ月は経つ、その間、隠れ続けるのは不可能だコールドウェル。とりあえず民間人を自室から出すなと命じる。
これからの調査に彼らの助けは必要だという。しかし彼らの誰として信用できないと言い出す。それは選抜に当たってなんら口を挟んでいないからだ。

地球での選抜(1ヶ月前のことと思われる)
それはベケットが、資料を見ながら選抜している姿だ。
ウィアーもいるのだが、ベケットは、みんな凄すぎて選びようがないとまでいう。あなたはチームドクターよあなたを超える人材はいない。
とにかくここまでは何とか絞り込んだ。後はウィアーが最終決定を・・・
絞り込んでこれ?と多くのメンバーがまだ残っていた。
サイモンウォーレス医師の資料はというと、ベケットは、僕より優秀。何故彼の名前がないの?とウィアーが言うと誓約書にサインを求められます。彼には国家機密に接する資格もあるアトランティスのことだって・・・
知っているからでしょうね?とベケット、サインしませんでした。
気になったウィアーは、サイモンの家に向かうが、1年ぶりに帰ってきたと思ったら、
全てを捨てる決心をしろと言う。僕には研究もあるし、患者もいる。
もう少し考える時間をくれないかとウィアーに言う。

探していた妨害行為を見つけたハーミオド。なんとそれはウィルス。ナビ用コンピューターの中だ。これ以外にも、通信システムと、推進システム内に異常が見られる
ウィルスは変化しながら広がっている。
人間が作ったものより数段優れているものだ。
マッケイは翻訳プログラムにかけてみたところ、それはレイスだった。この間の戦いの時にダウンロードされた。しかし、2ヶ月もの間、何故気づかなかったか?圧縮フォーマットとして送られて、最も悪影響を与える時点で解凍されて広がるよう作られていた。送られたのは地球への岐路だ、その後は引き金が引かれるまで眠っていた。再びレイスのテリトリーに船が接近したときだ。
ウィルスはナビシステムを乗っ取るようにデザインされていて、船をやつらのところに、運んでいく。ダイダロスがレイスの手に落ちたら銀河間のハイパードライブ技術だけでなく地球への正確な航路まで知られてしまう。
それこそ狙いだ。モンローたちを殺したのは、誰かと言う謎が残っているとコールドウェル。犯人はウィルスでAI(人工頭脳)だ。
ウィルスはあちこちに広がる。それを止めようと思えば、接続を経つしかない、つまり、船を停止してウィルスを、駆除するしかない。
さらに遭難信号が発信されている、それはダイダロスからだ。
状況に適応できるように出来ている。レイス艦隊に迎えないとわかった今、レイスを呼ぶようにウィルスが判断したのだ。もう逃げ場はない。
今回の後半ストーリー概要
長距離送信機の信号を止めるようにマッケイはやっているが、敵は常にこっちの手の一歩先を行っている。マッケイのいうとおり、止めることは出来ない。
全システムの緊急停止、その後バックアップを使って再起動する。再起動には1〜2時間。シェパードは、F302に乗り、船外から長距離送信機を攻撃。しかし船に戻ろうとしたF302だが、操縦が出来なくなった。ダイダロスを背にしているが旋回できずスピードが増して行っている。
転送ビームはまだ汚染されていないため、ビームでシェパードを回収する予定だった、しかし転送ビームの流し出すところは先ほど破壊した区画だった。
そこで無線信号にロックオンすることにした。プロメテウス号ではそれでやっていたと、しかし3分で交信圏内から外れてしまう。
ちょっとした障害がおきたというウィアー、頼むよ〜とシェパードは思わずつぶやく。

地球(フォード宅)
アトランティスからフォードが逃亡した後、フォード宅に向かったシェパード。兄弟がいないもので、姉同然の従兄弟(原因は、祖父母にあわせたくないからだ)。彼は生きている、探し続けるつもりです。
でも詳細は話してもらえない。どこに駐留していたのかどうして行方不明になったのか再び合える機会があるのかどうかも・・・あなたに祖父母をあわせたくない理由がそれ。彼らには納得できないでしょう。
いっそ二人にはエイデンは戻らないと伝えようと思っているらしい。そのほうが諦めがつくからだ。それはまだ早すぎますとシェパード。
エイデンはビデオレターであなたのことを言っていた。あなたは凄くいい人だ。信頼できる上官だって、答えてください中佐。あの子は間違っていないと・・・中佐・・・

中佐と言う声で目覚めたシェパード、それはウィアーから呼ぶ声だ。
何とか無事にシェパードは、転送されて戻ってき、船をコースに戻すことにする。
全システムをシャットダウンの準備をするマッケイ。
そしてシャットダウン。

しかし場面は再びウィアーと、サイモン。
この先本物のディナーを味わえる機会がないと思ってと、ろうそくに火を灯していた。
サイモンは行かないと言う。僕は冒険家じゃない。私もよ、少なくとも、この間まではね、初めてスターゲイトをくぐった時は震えていたんだから、まだ心の準備が、出来てなかったのでも、チャンスにかけた。と話しているが、他にもある、好きな人が出来た。それを聞いてショックを受けるウィアー。あまりに長く離れすぎていたよ。とサイモンが言うと、指でろうそくを消すウィアー。

全システムが再起動。ウィルスの兆候はなし。上手く行ったよ大佐と言う。
早くここから離れよう恒星に近すぎて危険だとハーミオド。
ハイパードライブは無理だが、亜高速エンジンなら出来る。と離脱を始めようとする。
しかし進路が変えられてしまった。なんとウィルスは生きており亜高速システムを乗っ取られてしまった。新しい進路は恒星への衝突コースだ。
何か見落としていると焦るマッケイ。
恒星への直撃はないが、コロナ系の近くをかすめて飛ぶことになる、船は生き延びるが強烈な放射線で我々は全滅だ。
マッケイは前にSGCで似たような兆候があったとマッケイが思い出す。
スターゲイトウェブ「質量0の生命体」参照
そいつはマルプに乗り移って生き延びた。
船にマルプは積んでいないがF302がある。ウィルスがナビシステムにアップロード出来るのはわかっている僕らがフルシステムを、洗っている間F302に潜んでいたんだ。それで302からネブリンモジュールをはがした上で再度シャットダウン。これで絶対だ。マッケイとシェパードは格納庫に向かっていた。しかし向かっている途中通路で閉じ込められてしまう。格納庫までの抜け道は全く残されていない。
ビームを使う手があるとシェパードが言うが、マッケイは艦内の移動は想定してないと・・壁にめり込むかも?と言うが、いいさ、何もしなければ死ぬんだとシェパード。
マッケイは、ちょっとかがんで準備する。
格納庫に到着した二人だったが、突然警報が鳴り出す。なんと、外壁が開き始めるサインだ。
ハーミオドは、外壁にシールドをはり、暫くの間は防ぐ、だが、シールド発生装置も汚染されるのも時間の問題だ。F302のモジュールを次々と外す。
転送システムにも、ウィルスが入り込んでしまった。減圧もおきてしまった・だが、マッケイとシェパードは、F302のハッチを閉める。もう一度シャットダウンする。

一瞬ナビが戻ったがすぐに制御不能となってしまった。恒星に近づいている。船の中に隠れるところはないが、外つまり船外のF302がいた。
シェパードは、ウィルスの最後の隠れ家を破壊するとF302で出撃する。
激しいF302同士の戦い。ロックオンを繰り返す。
F302の放射線レベルが急上昇。ついにロックオン、シェパードはF302を破壊
もう一度シャットダウンすれば、操縦できるはずだと。
マッケイに操縦してみるか?と言うが、ウソだった。

アトランティスに戻ったダイダロス。新たな民間人がアトランティスへ。
テイラが歓迎。帰路は楽じゃなかったと。
久々の地球では友人や知人と楽しかったでしょ?う?とテイラが言うのだが、ウィアーは何も答えない。さらにゼレンカが報告することが山ほどありますとやってきた。
テイラは後にしてというが、いいのよ仕事に戻りましょうとさっそく仕事を始める。
今回のポイント
・ダイタロスは地球に戻り、やってくるのは18日かかる。
・レイスのウィルスによってダイダロスでは、死人が2人出てしまった。
・サイモンは、アトランティスに行く権利を持っていたが、新たな恋人が出来ていた。そのため、地球からは離れない。
今回の重要点
・ダイダロスは地球に戻り、新指揮官としてシェパードを正式に認めるため、中佐と昇格させる。
・転送ビームもウィルスに汚染される。
・レイスは、地球から戻るダイダロスにウィルスを仕掛け、レイスの星域にきたら起動するようあらかじめ準備していた。
・ウィルスは、全てシャットダウンして再起動しても、他の場所に逃げていれば、再増殖できる。

・今回は地球で起きた出来事をフラッシュバックであった。
 1.シェパードの昇進
 2.ウィアー、サイモンとの別れ
 3.シェパード、フォードの自宅訪問、そこで尊敬されていたことを知る。
小エピソード(笑えるシーンなど)
・初めてアスガードを見たシェパードは、思わず見つめてしまった。見つめるんじゃないよ気分を悪くするとマッケイから言われる。見つめたくもなるさ、本物のエイリアンだぞとシェパード。(他のエイリアンも見ているはずだが・・・)エイリアンは裸じゃ恥ずかしくないのかな・とマッケイに尋ねる。
・チェスで僕に見合う対戦相手がいなくてと言うマッケイ本当なのか?

登場人物(メイン除く)
コールドウェル大佐:
地球人/SGCよりやってきたダイダロス艦長。スターゲイトシーズン9にも登場している。
モンロー博士:地球人/あるものを見つけたため死んでしまった犠牲者1号
リンドストローム:地球人/あるものを見つけ放出されてしまう犠牲者2号

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